雨漏りを防ぐための点検箇所
2019年9月24日更新
梅雨が明けてから、台風が接近したりとあまり天気が続いていませんが、皆様のご自宅では雨漏りを起こしていたり怪しい箇所などはありませんか???
もしも、現在雨漏りを起こしている場合は応急処置だけではなくすぐに工事を検討したほうがいいです!
雨漏りを起こしていない場合でも10年以上点検を行っていない場合や、夜静かな時に屋根や外壁付近から水が滴るような音が聞こえる場合も、もしかしたら室内に雨水がまだ到達していないだけで屋根の内部には侵入しているかもしれません!!
雨漏りはじわじわと浸入してきて、ある日突然雨の日なんかに天井付近から水滴が垂れてきていたというケースが一番多いです。
そこで今回は雨漏りの侵入経路をご紹介するので、最後の点検、もしくは工事から約5年ほど経過していたら屋根改修の専門業者に連絡して点検を行いましょう!!
・まずは一番屋根からの雨漏りで起こりやすい天窓からの雨漏りです!
天窓は設置してあるだけで日の光が室内に入ってきて室内を明るくし、夜にはきれいな夜空を見ることができるかもしれません。
そんな天窓を憧れるお宅は多いかと思いますが、実はこの天窓は雨漏りのリスクがかなり高いです。
屋根に穴をあけてそこに窓を埋め込んでいるのに近いので少し隙間が出来てしまいます
その隙間をコーキングで埋めているのですが、そのコーキングは強い紫外線で劣化し、剥がれやヒビ割れの原因となります。そして、弱くなったコーキングから雨水が浸入してしまいます
天窓は設置しているお宅も多く、雨漏りのリスクは設置するときにご説明させていただくのですがこの雨漏りは点検を行っていれば起こる可能性はかなり低いです!
定期的にコーキングの打ち替えを行うだけでいいので、コーキングの打ち替えだけならかなり費用も抑えられます。
現在、天窓を設置しているお宅は定期手にコーキングの打ち替えを行いましょう!
・次は意外と多い、外壁からの雨漏りです
雨漏りと言えば屋根から起こるというイメージがありあまり外壁の雨漏りはないと思われていますが、意外と外壁からの雨漏りのケースも多いんです。
外壁からの雨漏りの場合は壁に不自然なシミが出来ていて、湿っていて気が付いたらカビてしまっていることもあります
カビが生えてくると見栄えはもちろん、カビのウイルスが体内にはいり、咳や頭痛と言った身体的症状も出てきます。
外壁からの雨漏りの場合はほとんどが外壁のクラック(ひび割れ)によって起こっています
クラックから侵入した雨水が柱などの木材を腐食させてシロアリなどの害虫がよってくるので被害が広がる前に、クラックを見つけたら業者へ相談しましょう
すぐに工事が必要でない場合でも、次の塗装の塗り替え時期なんかも教えてくれます。
・外壁の雨漏りに近いのですが、サッシ廻りの雨漏りも起こしやすいです
外壁と同じですが、意外にサッシ廻りも雨水が浸入してもあまり気づかれにくい箇所です!
普段まじまじと見ることがないと思うので異常に気付きにくいのもありますが、建物は気温の変化や小さな地震でも少しずつ動いています
その動きに耐えれなくなった外壁がクラック(ひび割れ)を起こすので外壁とサッシ廻りはどうしてもクラックを防ぐことはできません。
なので、定期的に塗装やコーキングの打ち替えをおこなって雨漏り自体を防ぐことが必要なので台風などの横殴りの強い雨が降った後などは小さな異常でも確認しておくことをおススメ致します
雨漏りの点検箇所は意外と多いので、面倒だとは思いますが雨が降る前と降った後は室内を少しご自分で点検して比べてみるのもいいと思います!
雨漏りが起きた後だと、雨漏りの箇所を特定することも難しいので雨漏りが起きる前に対策しましょう!
m.n