静岡市葵区 I様邸 屋根塗装工事②
2019年8月19日更新
本日は静岡市葵区I様邸の屋根の塗装工事を行いました。
今日の作業は、屋根の下地処理、シーラー塗布です。
まず最初に行ったのが下地処理です!!
今回施工させていただくI様邸の屋根の状態は、棟板金の下地が傷んでいる状態なので下地の交換を行います
ですがその前に屋根の塗装の様子をご紹介いたします
今日の作業内容の下地処理はまずは、高圧洗浄機できれいに屋根の表面の汚れを落としていきます。
屋根表面に生えていた苔も高圧洗浄機の力できれいに落とすことができます。
高圧洗浄機で屋根の表面をきれいにせずそのまま直接塗料を塗ると、塗膜に隙間ができてその間に苔や埃などが浸入している状態なので汚れが浮いた時に一緒に塗膜まで剥がれてしまいます
高圧洗浄機を行わないだけで約2,3年で塗装が剥がれてしまうのでこの作業はとても重要です!!
高圧洗浄機での屋根の洗浄作業が終われば次はケレン作業です。
このケレン作業では棟板金などの鉄部の錆を落としていきます。
サビも先ほど高圧洗浄機での作業と同様に塗料の密着が悪くなってしまうのでヤスリで落としていき、表面にわざと細かな傷をつけていきます。
表面を凸凹させることで塗料の密着性が上がるので行います
下地処理が完了したら次はシーラーを塗布していきます。
シーラーは下塗りの事で、屋根の表面とこれから塗っていく塗料の密着性をよくするための接着剤のようなものです
中塗り材には色をきれいに付けたり紫外線を反射したりする効果はあるのですが屋根自体との密着性をよくする効果はありません。
そこで密着性を高める目的でシーラーを塗布していきます。
シーラーは中塗り材と違いサラサラとした液体なので、下地に吸収させやすく下地が吸収することで中塗り材などの吸い込みを防いでくれます。
シーラーの塗布後、棟板金に錆止めを塗布しました
↑上の写真の赤い部分がさび止めを塗布した箇所です
鉄部に錆止めを塗布することで棟板金の劣化を防ぎ塗膜の剥がれも防いでくれます。
本日の作業はここまでです!
施主のI様が熱中症予防にと、職人さん達にドリンクなどの差し入れをしていただき、冷たいドリンクのおかげもあり体調を崩してしまうこともなく作業をすることが出来ました。
本当にありがとうございます!!