静岡県藤枝市 H様邸 付帯部塗装③
2020年2月18日更新
藤枝市H様邸の前回は鼻隠しと軒樋、縦樋が完了したので、本日は 雨抑え、きり除け、フードのケレンと中塗り、上塗りを行いました。
雨押えとは、雨水の浸入を防ぐ為の板。外壁と開口部の上枠や、屋根と壁の立ち上がりの取合いなどにに取り付ける板。 また、雨押えは「雨仕舞い」とも呼ばれています。
きり除けとは、窓などを開けるところの上部分に付ける、雨除けのための小さなひさしのことです。 小雨を除けるためにあるので、きり除けと呼ばれています。住宅などの美観を構成し、あまり目立たない場所ですが快適に過ごすうえで重要な部材でもあります。
フードは換気口のことです。
ケレン作業とは、カンタンに説明すると「外壁の異物をなくす掃除作業」にあたり、「素地調整」とも呼ばれます。金属部にこびりついたサビや古い塗膜などは、高圧洗浄作業でも落とせないことがあります。
高圧洗浄で取り切れなかった異物を、ケレン作業で排除します。
ケレン作業を行う目的と重要性!!
●塗料を長持ちさせる
●塗料の密着をよくする
●塗装の完成度を高める
ケレン作業によって凹凸がなくなると塗料がまんべんなく密着されます。そして、ムラのない発色に壁が覆われ、見た目も美しく、家を外から保護することができます。
ケレンが終わると 中塗り、上塗り作業に入ります。
中塗りと上塗りは同じ塗料を2度塗ります。
1回目の色付けだけでは、塗料の性質上色むらが発生します。そのため2回塗るのが必要なのです。
塗料にはそれぞれ1回の塗布量が決まっています!!
そのため、1度に多くの塗料を塗ることはできないのです。
外壁の上塗りとは、上塗りは外観に直接関わりますから家の印象を決めるという点で大変重要です。
上塗りした塗料は、外壁を塗膜で覆うことで外気や水の侵入を防ぎ良好な状態で建物を保護することになります。
またつやのある塗膜には、汚れなどを外壁の中へ侵入することを防ぎます。
これは下塗り塗料との違いでもあり、上塗り塗料が建物を保護できる役割の1つです。
残りの付帯部の塗装作業はあとわずかです!
まだ上塗りはができていない箇所もあるので晴れた日を狙って引き続き作業を進めていきます!