静岡市清水区 Y様邸 外壁塗装工事②
2020年3月3日更新
本日の清水区Y様邸の作業は、昨日の続きの軒天塗装を今回で完了させます。
そのあとに破風の中塗りと上塗りを行います!!
細かい場所の作業が続きます。
破風は一般的に知っている人は少ないと思います
破風の場所は↓です
破風は雨や風から守る役割があります 屋根は上からの雨や風には強いのですが 横や下からの風雨には案外弱いのです。
破風があるから屋根裏に侵入する風雨を防いでくれるのです!!
しかも破風にはまだ重要な役割があります!
火災からも守ってくれるのです 住宅火災は下から上へと火があおられます それを防ぐのです!!
しかも軒同様美観に大きな影響があります。
外壁の色と違うことが多い個所なのでアクセントにもなり目立ちます そのため塗装が新しいと家全体がきれいです。
破風の塗装は目立ちますが場所が高く塗装がしにくい個所でもあります。
足場が不安定なのでどうしても不安定になってしまいます 根気がいる箇所です!!
今回の破風部分は木材です 今までで最も使用率の高い材質です。
木材は屋根や外壁よりも早く劣化する場合があります 木の性質上常に呼吸をしているので素材自体に収縮が見られ塗膜の密着が剥がれやすいという点があります。
破風の材質でも美観は大きくかわります また色も大事です。
住む人の感性がでて美観が左右されます。
職人も気をぬけません!!
よく破風板と鼻隠しを混同してしまいがちですが、妻面(三角になっている面)にあるのが破風(はふ)で軒樋が付いている方が鼻隠し(はなかくし)になります。
破風も鼻隠しもあまり知られていませんが、目立つ箇所ですので場所を言われればわかります。
両方とも雨を外壁から守ります
同じような場所にある破風の塗膜が剥がれている場合でも、鼻隠しの方は剝がれていないことが多いです。
これは軒樋のある鼻隠しに比べ、破風の方が紫外線、雨、風の影響が受けやすいためです。
両方とも同じ部材を使っていて塗装するのも根気がいる場所です。
神経を使いながら丁寧にに塗っていきます!!