静岡市清水区I様邸 軒天張替え工事
2020年6月25日更新
I様邸は軒天の張替え工事に入りました!
軒天というのはどの部分かというと・・・
住宅を見上げた時に、外壁から外側に突き出している部分の裏側の事です。
屋根の端を軒(のき)って言いますよね。その部分の天井ということですね!
バルコニーやベランダの裏側も同様に軒天と呼びます。
今回は屋根塗装と外壁修繕と一緒に軒天の張替えのご注文を頂きました。
ありがとうございます!!
「屋根だったら修繕するけど、軒天は別にいいんじゃない?」
という考えの方もいらっしゃると思います。
でも、軒天が劣化していくと見苦しくなるだけでなく、
雨水や湿気がたまりやすくなり破風板や構造材、外壁などにも悪影響を与えてしまいます。
もし、軒天に色褪せ・シミ・カビや苔の付着・穴が空いているなどありましたら、
早めに専門家にご相談することをおすすめします!
さて、今回作業する軒天なんですが、物干し吊りが付いています。
まずは古くなった軒天材を剥がしてしまいます。
表面の板を剥がしてしまうと、内側はこんな風になっているんですね!
木造住宅ではない場合、多くの壁下地には鋼材が使われているんです。
下地用の軽量鉄骨のことを「LGS(Light Gauge Steel)」と呼んでいます。
このLGSにケイカル板などの軒天材を取り付けることで、外観の良いお住まいになるわけです。
更にこのケイカル板は耐火性や防湿性があるので、軒天材にはぴったりです!
LGSに新しいケイカル板をきれいに取り付けていきます。
キレイに取り付けできていますね!
でもこれで作業完了とはいきません!
ケイカル板は残念ながら防水性が無いので、塗装しなければいけません。
そして塗装前に下処理もしなければいけないんです。
ビスを打ったところが少しへこんでいるので、パテを塗り、へこみを解消します。
もう洗濯物を干していただいていますね!
ちょうど梅雨の中休みで、少しの晴れ間も無駄にはできません!
お気持ち、よくわかります!!
後日、軒天塗装の作業になります。
職人さんは五十肩なんだそうで、
常に腕を上げながらの軒天の作業はとても辛かったみたいですが、
お客様のために頑張っていただきました!!
引き続きよろしくお願いします!