藤枝市 S農園様 屋根改修工事①
2020年7月2日更新
S農園様から屋根のポリカーボネート板の張り替えのご依頼を頂きました。
ありがとうございます!!
今回使用したのは、ポリカ―ボネートの波板です。
文字通り、断面が波型の板で、素材がポリカーボネートとなります。
ポリカーボネートの一番大きな特徴は、衝撃強度です。
ポリカはガラスの約200倍、塩ビ(波板)の20倍以上の強度があると言われています。
塩ビに比べて頑丈で、しかも柔らかいです!
また、加工がしやすいというメリットもあります。
(他の素材ですと、現場で切断するときに割れてしまったりするそうです・・・)
穴あけなどの加工に対しても強度があり、修繕にも適しています。
DIYの資材や、カーポートやテラスの屋根材としても人気があります。
そして、カラーバリエーションや光の透過率なども選ぶことが出来ます!
今回のS農園様の屋根は、もともとポリカ波板なのですが、
経年劣化によって変色してしまっています・・・。
奥の黄ばんだポリカ波板が元々の屋根材で、
手前の白いポリカが新しく張り替えたものになります。
先程ポリカの良い所をたくさん挙げましたが、
やはり屋根は厳しい環境下にあるので経年劣化は避けられません・・・。
(塩ビの取り換え目安は2~3年に対して、ポリカーボネートは約7~10年と言われています)
劣化してしまうと波板が変形してしまい、強風で飛散してしまうことがあります。
今回は台風シーズン前のご相談で、本当によかったです!
また、割れや欠損による雨漏りにもつながってしまいますので、
計画的に交換をしていただいた方がいいと思います。
下穴をあけ、ビスで順番に固定をしていきます。
ポリカーボネートは強度があるとはいえ、
高所の作業になるのでとても大変そうです。
7月に入り、雨が急に降ってきたりということもしょっちゅうです。
屋根は傾斜があるので、職人さんでも注意して上がらなくてはいけない所なのですが、
少しでも雨でぬれてしまうととても危険です!
この日は晴れだったので良かったですが、天気予報のチェックは必須です。
安全に気を付けて作業を進めてほしいです!