静岡市葵区 Sビル様 屋根改修工事①
2020年8月20日更新
Sビル様からは雨漏りのご相談がありました。
現地調査で職人が訪問させていただいた時、
ちょうど雨の日で、滝のように雨漏りをしていたそうです・・・。
天井には雨漏りが原因のカビが生えてしまっていました。
こちらの建物は金属製の折屋根でした。
屋根に登ってみてみると、錆による腐食が何カ所もあることが分かります。
錆が原因で雨水が屋内に流れていたんですね!
こちらの屋根改修工事で当社がご提案させていただいたのはカバー工法です。
元からある屋根の上に、もう一つ屋根を重ねてしまう工法です。
え、ちょっとそれでいいの?と思うかもしれませんが、よく使われる工法で、
お客様のメリットもちゃんとあるんです!!
適切な工事時期に屋根カバー工法をおこなえば、30年以上の耐久性が期待できます。
屋根カバー工法が普及しはじめて30年近く経過していますが、
何も問題がなく屋根が機能している住宅はたくさん見かけられます。
屋根カバー工法は実績と評価が確立した工法と言えるのです!!
また、元からある屋根を撤去して新しく屋根を葺く場合、問題となるのが廃棄物です。
屋根材(トタンやカラーベスト、瓦、今回は折板ですね!)や下葺き材をはがすと大量のゴミになり、
廃棄物処理料が発生してしまうので、カバー工法と比べて割高になってしまうんです。
また屋根をはがすための職人の費用も多くかかってしまいます。
つまり、カバー工法は手間と費用を抑えることが出来る工法なんですね!
一番最初に現在錆びている所に錆止めの処理をします。
(これをやらないと錆がどんどん広がっていってしまいます・・・)
そして野地板を敷いていきます。元からある折屋根の上からビスで固定していきます。
屋根の上で板のカットをし、端まできっちり板を敷き詰めます。
そして次はルーフィングです。防水シートを隙間なく敷いていきます。
高所での作業はとても怖そうです・・・。
また、当然炎天下で屋外の作業になるわけですが、屋根の上は格別に暑いそうです。
熱中症にはくれぐれも気を付けて作業を頑張ってほしいです!