静岡市葵区 Sビル様 外壁改修工事①
2020年9月12日更新
Sビル様は屋根改修工事が終わりましたが、外壁の工事もご依頼いただきました。
ありがとうございます!
今回の工法は通気工法です!
既存の外壁に新しい外壁をかぶせる工法です。
張替えするのに比べて
①費用が安い
②工事期間が短い
③断熱性、遮音性が高くなる
というメリットがあります。
費用が安く済むのは、外壁材の処分料がかからないからです。
外壁材をはがしますと、かなりの量の廃棄物になってしまいます。
遮断性、遮音性については、新旧の外壁材の間に空気の層ができるからです。
今回は既存のトタンの上に、角波トタンを取り付けます。
まずは新しいトタンを付けるために、下地として杉板を外壁全体に固定していきます!
とてもたくさんの板を付けなくてはいけないので、
この作業だけで何日もかかってしまいました。
天候にも恵まれず、大気が不安定で急に雨が降る日が多かったこともありますが・・・。
これで外壁の下地は完成です!
下地の作業が終わったら、新しいトタンを取り付けていきます。
トタン外壁には以下の4種類があります。
- 波トタン
- 角波トタン
- スパンドレールトタン
- リブ波トタン
今回使用する角波トタンは・・・
角型に折り曲げ加工したトタンです。波トタンに比べて平面が多い構造となっていて、
横からの圧力に対する耐久性に優れたメリットがあります。
価格は波トタンよりやや高くなってしまいますが・・・。
スーパーマーケットや倉庫、工場、住宅など、様々な建物に使われている材料です。
薄い鉄板に亜鉛メッキを施工した素材がトタンです。
トタンは軽量で、他の外壁と比べてとても価格が安いメリットがあります!
今回は仕入先で指定した長さにカットして頂いたものを使います。
今回の工事は、6~7階ほどのビルの屋上にある建物の外壁です。
トタンは職人3人で階段を上り屋上に上げたそうです・・・。
残暑厳しく連日30度を超える中、本当にお疲れ様でした!!
そして運び上げたトタンをエアー釘打ち機を使って固定していきます。
風で飛ばされることが無いよう、釘の間隔に気を付けます。
また、トタンが歪んだり傷つかないように気を付けて扱わなくてはいけません。
次回も引き続き作業を進めていきます!