静岡市駿河区 S様邸 外壁修復工事③
2020年10月19日更新
前回の外壁修復工事では、胴縁という外壁の下地材を取り付けました。
今回は外壁材(サイディング)を取り付けていきます!
サイディングとは、板状の外壁材を総称したものです。
工場生産なので品質が安定しているのが長所です。
サイディングには窯業(ようぎょう)系、金属系、樹脂系などがあります。
その中でも、窯業系サイディングは、セメント質と繊維質などの原料を板状に形成したもので、
近年の住宅でもっとも多く使用されています。
コスト・機能性・デザイン性など、他の外壁材と比較しても総合的に優れていて、
色柄も豊富で、施工も比較的容易なのが人気の理由です。
しかし、サイディングには継ぎ目があるので、継ぎ目に使用するコーキング材の経年劣化が欠点です。
サイディングに劣化がなくても、コーキングに劣化が見られたら改修が必要なので、注意しましょう。
コーキング材が劣化していないか、ぜひ確認してみましょう!
①剥離していないか
②変色または褪色していないか
③表面がひび割れしていないか
④チョーキングしていないか(劣化して触ると手に粉が付く状態)
これらの症状があったら劣化のサインです!
コーキングを自分でやってみようという方がいたら、
申し訳ありませんがお勧めしません。
丁寧に古いコーキング材をはがしたり、下地を塗ったり、
塗り方にもコツがあります。
きちんとコーキング材を充填できないと、早々にはがれてしまうことになります。
また、高い部分を修繕するには、きちんとした足場が必要です。
素人さんが高所作業するのは転落事故につながり、とても危険です。
ぜひ専門家にお任せくださいね!
さて、新しいサイデイングを取り付けます。
後日、外壁塗装をすることになっていますので
色は違いますが質感が似たものを取り付けます。
そして目地にコーキングを充填します。
コーキングに、白いサイデイングに合わせて凹凸があるのが写真でわかると思います。
これも職人さんのテクニックです!
樹脂製の胴縁を入れるために外壁をはがした所が
複数個所あるので、同様に作業していきます。
塗装後が楽しみですね!