静岡市葵区 T様邸 外壁修復工事
2020年11月14日更新
T様のお宅は、モルタルの外壁材を使用しています。
経年劣化などにより、サッシの上に大きなひび割れが出来てしまっていました。
モルタルは1970~1980年に流行した外壁材です。
戦災や震災で防火仕様の外壁が求められるようになり、
住宅の洋風化が流行ったこともあり全盛期を迎えました。
モルタルとは、セメント1に対して砂を3の割合で混ぜ、
水を練り込んだ建築材料です。
継ぎ目の目地が目立たないので高級感のある仕上がりになります。
モルタルのデメリットはやはり、ひび割れしやすいことです。
ひび割れは建築用語で「クラック」と呼ばれています。
細いクラック(幅0.3ミリ以下)だと、内部の鉄骨が錆びることは無いので
急いで補修することはありません。
しかし今回のT様邸のように、幅0.3ミリ以上のひび割れだと
雨水の侵入率が高まります。
そのまま放置しておくと、建物内部が腐食したり鉄骨が錆びることもあります。
ここまで大きなクラックだと、ただ隙間を埋めて終わりというわけにはいきません。
まず、壁のモルタルをある程度取り除いてしまいます。
工具を使ってモルタルを崩すのですが、
職人さんはモルタルの粉だらけになってしまったそうです・・・。
その後モルタルを使って修復します。
続いて塗装をしてきれいにします。
塗料を塗ると、修復部分は目立たなくなります!
近くで見ないと分からないような細いクラックでしたら
通常の塗装だけでもカバーできる場合があります!
ご自宅のひび割れが気になる、という方がいらっしゃいましたら
是非早めにご相談くださいね!
御見積りは無料です!!
モルタル外壁のひび割れチェックリスト
①クラックの深さはどのくらいですか?
塗膜だけの割れか、あるいはモルタルもひびが入ってしまっているかどうか
チェックしてみてください。
モルタル外壁は厚みがあまりないため、少しのひび割れでも雨漏りしてしまう
可能性があります。
②クラックの幅はどのくらいですか?
0.3ミリ以下なら慌てることはありません。
それ以上(名刺がすっと入るくらい)の幅でしたら、ぜひご相談ください!
構造に影響を及ぼす可能性があるひび割れです!
クラックが広がる前に専門家に見てもらいましょう。